2011.08.30 UP
『ピラニア3D』
『ピラニア3D』@TOHOシネマズ渋谷
キャッチコピーが秀逸ですね。
いくつかポスターから抜粋させてもらいます。
「日本公開が危惧されていた超問題作P3D(ピラニア3D)、遂に上陸!解禁!」
「朗報!この衝撃映像で奇跡のR15指定!全国350万人の高校生諸君。さあ、大人への階段を駆け上がろう!」
「ARE YOU READY?」
などなど。
キャッチコピーは必要以上に煽るものも少なくありませんが、この作品に関しては完璧に近いコピーではないでしょうか。見終わった後、コピーを反芻しても潔さしか感じません。
たしかに、R15作品にしてはやりすぎています。なにせ「大人への階段を駆け上がろう」ですから。大人でも充分にドン引きレベルの映像が後半には羅列されます。
しかも、エロ・グロ・ナンセンスてんこ盛りです。もしデート映画に選んでしまったら涙目でしょう。実際、隣に座っていた老夫婦(なぜ、観にきたのか分かりませんが)は怒りで震えていました。合掌。
「主食はリア充」よろしく、海辺で盛り上がっているパーティーピープルが・・・ピラニア3D!!
ネット用のいかがわしい映像の撮影会で・・・ピラニア3D!!
浜辺の俗極まりないイベントで・・・ピラニア3D!!
堪らないです。久しぶりに劇場で大爆笑してしまいました。
細かいところでは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドクakaクリストファー・ロイドの使い方も素晴らしい。ドク感あります。
恋人とデートで行くのはNG。こういった映画は同性の友人と連れ立って鑑賞するのが猛プッシュです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!