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『世界侵略:ロサンゼルス決戦』@TOHOシネマズ六本木ヒルズ

 

 

 

 

 

2010年は345本映画を観たのですが、今年は完全にペースが落ちています。

 

この『世界侵略:ロサンゼルス決戦』で今年は106本目です。

完全にブログタイトル負けしており、やるせない気持ちでいっぱいです。

2011年の残り約3ヶ月、なるべく劇場に足を運ぶように努めます。

 

さて、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』です。

 

興奮します。

スペクタクル感も申し分ありません。

ミシェル・ロドリゲスも艶かしいです。

 

以上です。

 

蛇足ですが。

数多ある侵略SFアクションの最大公約数を濃縮させた感が強いという後付けロジックも許しましょう。

 

蛇足ですが。

SFアクションにホンの雑さを指摘するのも野暮だと理解しているつもりです。地球を侵略する知能を持っていながら、敵本部の守りは・・・的なツッコミは敢えてしません。

 

蛇足ですが。

ロサンゼルス以外はどうなっているの? という疑問も発しません。

 

適プッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 蛇足ですが。

『誘惑のアフロディーテ』@DVD

 

 

 



 

 

 

VHSで何度か観たことがあるのですが、今年の6/24にデジタル・レストア・バージョンのDVDが発売されたので買ってありました。

 

積まれていたDVDを取り出して、ふと再生ボタンを押してみたら、全く古びていないので驚きました。

 

90分きっちり監督a.k.aウディ・アレンの1995年の作品です。

今作も90分とちょっとオーバーの95分という尺。

どう考えても、適尺でしょう。

 

初見のときはあまり意識しなかったのですが、主人公の妻役ヘレナ・ボナム=カーターが渋い活躍をしていました。

 

1995年のいうと、つい最近のことに感じますが、15年前のニューヨークなんですね舞台は。

 

そういった意味で、ウディ・アレンのこの時期の映画はすべてニューヨークで撮影されているので、風俗的にも貴重な映像資料となりますね。

 

各年代のニューヨークがきっちり残されていくというのは、日本ではちょっと考えにくいですね。(例えば、何十年も渋谷を舞台に映画を撮り続けている作家なんて考えられません)

 

なんて内容よりも(もちろん筋も最高なんですが)ニューヨークの映画界の懐の広さと歴史を感じたのでありました。

 

懐プッシュです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2011.09.04 UP

『監督失格』

『監督失格』@TOHOシネマズ六本木ヒルズ

 

 

 

 

 

 

 

平野勝之監督作品としては『白 WHE WHITE』から11年ぶりとなる新作映画です。前作が北海道三部作完結編ですから、この空白期間が壮絶な11年であることが想像できます。

 

北海道三部作、それは・・・

 

『由美香』(1997年)の主役は、もちろん林由美香です。

『流れ者図鑑 さまよえる全ての人々へ』(1998年)は林由美香の身代わりがテーマだとも考えられます。

そして、『白 WHE WHITE』(1999年)では林由美香の喪失がテーマそのものです。

 

つまり、北海道三部作の主役はどこまでいっても林由美香だったのです。主役は監督ではありませんでした。

 

最新作『監督失格』はタイトルからも暗示されるように、初めて平野本人が主役となるべく奮闘する姿が印象に残ります。

 

封印されていた映像を公開するということは、何度も何度も編集でその映像を見直さなければならないわけです。そのシーンは今作品の中で、最高に衝撃的で最悪に美しいです。こんなにも無残に時が停止してしまうショットを私は他に知りません。

 

娘の「撮っていいよ」から、母の「使っていいよ」が繋いだ『監督失格』。

 

僕らもまた「観客失格」として、時には「観客合格」として生きていかなければならないのです。その狭間に身を横たわらせながら。

 

絶プッシュです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

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