2012.01.18 UP
最近の17本
今年はまだ2本しか観ていなく、タイトル失格なわけですが、去年の年末から今年にかけてのMEMOを。最後に記してある数字は、1000点満点、もしくは10点満点でのこれまたMEMOです。
【MOVIE2】『ヒミズ』@TOHOシネマズ 651
【MOVIE1】『アイズ ワイド シャット』@HD 871
<以下、2010年年末>
【映画185】『マルクス兄弟 オペラは踊る』@シネマヴェーラ ⑨
【映画184】『君とひととき』@シネマヴェーラ ⑧
【映画183】『幕末太陽傳』@テアトル新宿 ⑨
【映画182】『恋の罪』@ヒューマントラストシネマ渋谷 ⑦
【映画181】『メカニック』@DVD ⑦
【映画180】『デビル』@DVD ⑧
【映画179】『宇宙人ポール』@シネクイント ⑧
【映画178】『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』@TOHOシネマズ渋谷 ⑤
【映画177】『風にそよぐ草』@岩波ホール ⑩ 原題が『Les Herbes Folles』。つまり、『狂った草』。アラン・レネ、89歳・・・。く、くだらなすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【映画176】『ピザボーイ 史上最凶のご注文』@ヒューマントラストシネマ渋谷 ⑥
【映画175】『トーキョードリフター』@ユーロスペース MITSUKOSHIとLOUIS VUITTONとH&Mと109と711とマツモトキヨシと戦う物語。新宿を自転車で颯爽と走るのは間違いなく自分だった!!!!!!!!!!!!!!
【映画174】『スモーキング・ハイ』@DVD ⑤
【映画173】『50/50 フィフティ・フィフティ』@TOHOシネマズシネマズ渋谷 ⑨ ガンとTHCとモルヒネの映画w 最高
【映画172】『カイジ2~人生奪回ゲーム~』@TOHOシネマズシネマズ渋谷 ③
【映画171】『ラブ・アゲイン』2シネマート六本木 ⑦
こう振り返ると、唯一の満点『風にそよぐ草』が飛び抜けていました。
⑨をつけたのは『50/50 フィフティ・フィフティ』、『幕末太陽傳』、『マルクス兄弟 オペラは踊る』と旧作強し、といった趣です。
2011年は、185本とタイトルにある「365本」の約半分という結果でした。今年はもっと減ると思います・・・。頑張ります。
2011.12.04 UP
『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』
『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』@TOHOシネマズ渋谷
ピーター・ジャクソン、プロデュース。
スティーブン・スピルバーグ、監督。
しかも、モーションキャプチャ・アニメーション。
このコンビの新作を封切り初日に観逃すわけにはいかない、ということで木曜日という変則的な初日に行ってきました。
大前提としてフランス漫画『タンタンの冒険旅行』は恥ずかしながら、完全に未読です。もちろん、絵を見かけたことはあるのですが、漫画を読んだことはないので、タンタンに関する知識がほぼゼロという状態で劇場に座りました。
原作ファンでなくともニヤりとしてしまうオープニングです。
主人公・タンタンの影絵が大冒険を始めます。
この影絵の動きだけでも、タンタンのキャラクターというか、古典的な冒険物なんだよ、とさらっと説明するあたりは心地よいです。
そして、その影絵をじっくり見せることによって「タンタンのCGはどうなってるの?」という期待は膨らみ続けるわけです。
誰もが懐かしさを感じるようなあの漫画タッチは、スクリーンででどう再現されているのか?
あわせて、ファーストカットはどんな表情をしているのか?
期待は最高潮なわけです。
ここで。ようやく影絵が終わり、完全CGの世界に突入します。
そこで主人公のタンタンはどうやら街中で似顔絵師に似顔絵を描いてもらっているようなのです。(もちろん、まだタンタンの顔はフレームに入りません)
そして、似顔絵が完成。続いて、似顔絵のショット。
もちろん、あの漫画のタンタンがスケッチブックに描かれています。
ファンには堪らない演出なのはもちろんのこと、初心者にも分かりやすい導入。この2つが融合した素晴らしい演出ですね。
最後に「タンタンです」と言いながら、タンタンのCG顔にフレームインです。実写なの? CGなの? この不思議な感覚を味わうまでに2分程度だと思いますが、ここまで引っ張るのです。ここだけでももう満足してしまいました。
この冒頭の2分だけでも、入場料を払った価値がある。そう断言しましょう。
この後も、大冒険が続きますが、1つだけ。
壮絶な長さのショットがあります。
これは確実にリアル撮影では無理なロングショットです。
冒頭の2分と、このロングショットを観るためだけにでも、超絶オススメです!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2011.11.27 UP
最近の4本
最近の4本をご紹介します。
Twitterのメモから。
【映画165】『ゴモラ』@シアター イメージフォーラム
イタリア版「サウダーヂー郷愁」=何も残らない系
【映画166】『マネー・ボール』@渋谷シネパレス
『スーパーバッド 童貞ウォーズ』のジョナ・ヒルにしか目がいかなかった・・・。
【映画167】『ステキな金縛り』@tohoシネマズ渋谷
大混雑。
【映画168】『コンテイジョン』@TOHOシネマズ六本木
この構成は解せん。
結論としては4本とも外したわけです。
つまらなかったわけではないのに、なんでしょう、この消化不良感は・・・。
もちろん、観る価値のない映画などこの世に存在しないと考えますので、意味はあったんです。
どの作品にも共通しているのは、乱暴にまとめるのであれば「情報がふんだんに散りばめられていて、とてもお勉強にはなるんだけど、映画体験としては退屈」となります。平たくしすぎた感想ですが、だったらノンフィクション読ませてもらいますよ、と言いたくもなります。事実、『マネー・ボール』は原作を読むだけで充分です。
どの映画も「記憶に残るショットが1つもない」のです。
フィクションでもノンフィクションでもドキュメンタリーでも自主映画でも個人撮影映像でもなんでもいいんですが、物語なんてどうでもいいんです、僕には。
実生活にお持ち帰りできる「1ショット」を観るために劇場に足を運んでいるんです。用意された物語を確認しにいく場所じゃないんですよ、あそこは。
情報の溢れ方を確認するためにも、この4本、プッシュします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!